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みえるシリーズの紹介

『病気がみえる』で培ったノウハウをもとに、看護や薬など様々な「みえる」企画が生まれ、メディックメディアを代表するシリーズに育っていきました。
ここでは現在のシリーズとその担当者の代表をご紹介します。

1.病気がみえる

病気がみえる

『病気がみえる』は、全ての医療従事者を対象としたビジュアルテキストです。累計発行部数400万部を超える大ヒットシリーズですが、その製作を支えているのは、編集者・イラストレーターひとりひとりのこだわりの強さです。

新刊では、新たな表現を模索して道なき道を切り開き、改訂版ではさらにわかりやすい表現や使いやすさを追求。既存の書籍ではあまり触れられていない知識についても、必要であれば言語化・可視化を目指す。

そんなこだわりの上に、『病気がみえる』は成り立っています。

製作は一筋縄でいかないことも多いですが、そのぶん発売後の反響は大きいので、大変やりがいがありますね。

2.看護がみえる

看護がみえる

『看護がみえる』は、看護に必要な知識や問題解決思考、看護技術をみえる化したシリーズです。ターゲットが看護学生や看護師に絞られており、全国1000校の看護学校での教科書採用を獲得するという明確な戦略目標があります。
制作において意識するのは、他社の既存の教科書が答えられていないニーズに答えるということ。なぜならユーザーの心を掴むためには「こんなニーズに答えます!」というメッセージが重要だからです。そのため、制作は教員へのヒアリングで採用ニーズを探る所からスタートします。発行後はメッセージを届けるために書籍の使い方や授業での活用方法をテーマとした教員向けセミナー開催するなど、採用されることをゴールに仕事を設計しています。

3.薬がみえる

薬がみえる

『薬がみえる』は『病気がみえる』の薬学版であり、主要薬の薬理や医薬品情報をわかりやすく解説したビジュアルテキストです。「薬」の本ですが、解剖生理や疾患の症状・検査・治療のながれ等も示しており、「薬」と「病気」をつなげて理解できるよう構成されています。

また、2020年に発行された『vol.4』では、薬理の基礎理論にあたる「薬力学」「薬物動態学」を解説していますが、理論だけでなく、それが臨床現場でどう役立つのかまで記載しています。

いずれも、薬理を暗記ではなく真に理解できるようにするための工夫です。暗記科目でつまらないと思われがちな薬理学を、楽しく深く学習できるようなコンテンツ作りをこれからも続けていきたいと思います。

4.職場の健康がみえる

職場の健康が見える

『職場の健康がみえる』は、働く人の健康を担う職種に向けた、職場の健康管理に関するビジュアルガイドです。今までの「みえる」シリーズは医療職や医療系学生をターゲットにしていましたが、この本では、医療職に加え、人事労務部や衛生管理者の方など、非医療職の一般の方も対象としているのが特徴です。

一般の方に対してはまだまだ「みえる」シリーズは知られておらず、マーケティングも手探りの状態ですが、営業部と協力しながら広告戦略を進め、いずれはどの職場にも1冊置いてある本という位置づけにしたいと考えています。

5.公衆衛生がみえる

病気がみえる

『公衆衛生がみえる』はあらゆる医療系学生が学び、現場に出てからも必要となる公衆衛生の知識をまとめたテキストです。

公衆衛生は各種の保健・医療・福祉制度をはじめ、労働・環境衛生や生活習慣病対策の他、今まさに世界が直面している感染症対策など、幅広い分野を扱います。

法律や統計を中心に扱うため暗記事項が多く、理系出身者が大半を占める医療系学生には一般的に人気がない科目なのですが…
医療に関わる人だけでなく、この社会に生きる全ての人にとって重要といえる、たいへん学びがいのある科目です。

グラフや図表を多用することで「公衆衛生って面白い!」と思ってもらえるような本を目指しています。

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