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A.T：40の質問
- Q1大学時代の専攻は？
- 理学部生物学科です。
卒業後、学部内の組織が再編され、今は違う学科名になっています。 - Q2Q1を専攻した理由は？
- 高3のときは、美術系か生物系かどちらかに進みたいと思っていました。
設備や指導者の面で、生物系の方が大学という場所でしかできないことが多そうだと考えて生物系を選択しました。 - Q3学生のとき、好きだった講義は？
- 小・中・高と一貫して理科や生物の授業が好きでした。
大学で、海や山での現場実習で、水生動物や高山植物のスケッチを大量に描いたのは楽しい思い出です。 - Q4あなたは人からよくどんな人だと言われる？
- マイペース。
- Q5あなたの趣味・特技は？
- ゲームとマンガ…ってウチの小学生の息子と同レベル。
特技は155cmに満たない低身長ですが大型バイクの免許持ってます。 - Q6座右の銘は？
- 努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる。 - Q7好きな書籍・マンガ・雑誌などは？
- 書籍、マンガは分け隔てなく気になったものを手に取っています。
雑誌はマガジンハウス発行の「& Premium」、毎号特集が代わって興味深いです。 - Q8子どものころになりたかった職業は？
- イラスト描く人にありがちですが、マンガ家。
小学生の頃のマンガノートとかいまだに保管してますが、こういうのの処理って困りますよね…。 - Q9バイト・サークル・体育会などの活動をしていた？ どんなことを？
- イトーヨーカドーのレジバイトを4年近くやってました。
今もセルフレジでそのときの技（？）を生かしています。 - Q10コンピュータは何歳から何（機種）を使ってる？
- 21歳頃からと遅めです。
論文発表用のスライド作成をするために、大学にあったMacintoshを使ったのがきっかけです。 - Q11イラストを描くようになったきっかけは？
- 母親が少女マンガ雑誌を定期購読していたので、それをみながらの落書き的なものは、子どもの頃からずっとしていました。
ちゃんとペンで書こうとおもったきっかけは、新聞でイラストを採用してもらい、マンガを買う図書券をかせぐため。
会社・仕事について
- Q12就職活動時の軸を一言でいうと？
- 本作りに関わりたい！
- Q13今の仕事を選んだ理由は？
- 元々は編集者として採用されました。
編集者として書籍を制作していた際、人の描いた挿絵のできに納得がいかず、自分で描くようになったのがきっかけでメディカルイラストレーターになったという感じです。 - Q14メディックメディアを選んだ理由は？
- 新聞の求人広告を偶然みて。
その求人自体では縁がなかったんですが、1年後くらいに社長に声をかけていただきました。 - Q15メディックメディアのよい点を教えてください。
- 新人でも自分の責任で仕事ができますので、書籍発行後にはかなりの達成感が味わえます。
あと、設備投資や社員教育にお金を惜しまない、太っ腹なところがあります。 - Q16具体的にどんな仕事をしてますか？
- 解剖図やカットを描いたり、DTPをしたり。
- Q17通勤時間はどれくらい？
- 1時間15分くらいかかる郊外に家を購入してしまいました…。
ちょっと遠い。 - Q18仕事で一番嬉しかったことは？
- 編集・イラスト・DTPなど、全ての工程において自分が関わった書籍が世に出たとき。
発行後に戻ってきた愛読者カードのあたたかい言葉で嬉しさ倍増。 - Q19仕事で最悪な失敗は？
- 先生から戻ってきた原稿をなくしかけたこと。
事情説明のための電話で、先生にお怒りを受けたときはメチャメチャへこみました。最終的には発見したのですが、もう二度と起こしたくない失敗です。 - Q20仕事の楽しいところは？
- 自分が作ったイラストなりフローチャートなりの資料をみて、読者の方にわかりやすかった、と感想をもらえたとき。
- Q21仕事のつらいところは？
- 自分のスキルの低さが、チームでしている仕事の進行の遅れにつながっているのを感じるときは焦ります。
精進しなければ、と。 - Q22社内の人間関係はどうですか？
- 会社帰りに飲みに行ったりプライベートで旅行に行ったりと、結構仲良くやってます。
とくに同期のメンバーとは戦友的に距離が近づきます。 - Q23会社勤めのいいところは？
- 強制的に外に行く（出社する）機会を作る会社勤めという状態は、出不精の自分にとって社会的なつながりを保つ手段として役立っています。
- Q24最近、読んで仕事に役立った本は？
- 会社で定期購読している雑誌「MdN」。
いろんな人のいろんなデザインやイラストの製作過程をみるのはとてもためになります。
イラストについて
- Q25使っているコンピュータはWindows、Macどっち？
- 会社ではIntel Mac Pro。家ではスマートフォン、タブレットで事足ります。
- Q26タブレット、マウス、どっち派？
- どっちも使います。
Adobe(R) Illustratorで描く場合、ラフはタブレットでざっくりと、仕上げはマウスでチマチマとしてます。 - Q27下描きはどうしてる？ 紙に？ コンピュータで直描き？
- 単純なキャラクタなんかはタブレットで直描きしてます。
解剖図などは、描きながら正確な構造を理解する意味で、下書きからじっくり紙に書いてます。 - Q28下描きにかかる時間はどれくらい？
- キャラクターの下描きは5分以内。
仕上げの方が時間がかかります。解剖図はものによっては1日以上かかる場合もザラです。 - Q29得意なイラストは？
- 曲線を描くのが好きなので、柔らかそうなもの。
- Q30不得意なイラストは？
- 中年～高齢の男の人。
自分の中のバリエーションが少なく、とくに太った中年男性を描くと似通ってしまいます。 - Q31描くとき、何かを見本にしている？
- 関連しそうな図が載っている医学書は、必ずチェックします。
解剖図としては、「プロメテウス 解剖学 アトラス」の完成度と美しさは別格。 - Q32描く工程で一番楽しいのは？
- 影をつけているとき。
もうすぐ終わる！と。 - Q33自分の絵柄に特徴はありますか？ それはどんな特徴？
- 特徴はないと思います。
が、ほかのメディカルイラストレーターが、私のキャラに似せて描こうとしたら全然似ない、と言っていたので実はあるのかも知れないです。 - Q34参考にしている本などありますか？
- イラストを描くときの資料としてではなく、テクニックを知るための参考書の位置づけとなるものは、雑誌の「MdN」。
- Q35描く上で影響を与えたものはありますか？
- 小学生の頃、大友克洋の「童夢」「AKIRA」をみてショックを受けました。
それまで少女マンガ中心のマンガ文化にしか触れていなかったので。 - Q36使う色は何系？
- 暖色系。
描いている対象が医学系のものなので、自然とそうなってしまうのでしょう。 - Q37描くときの環境は？（音楽を聴いている など）
- 考えながら描かなければならないときは集中するために無音。
トレース、量的に同じことの繰り返しなどの単純作業のときは、FMヨコハマを聞いています。 - Q38絵の学校には行った？
- 絵を生業とする知り合いのつきあいで、単発のデッサンの教室に1回だけ行ったことがあります。
- Q39レベル向上のために何かしてる？
- 毎日の仕事で真剣に描き続けること。
それがそのままレベル向上につながっていると思います。継続は力なり。 - Q40最後に一言。
- ここまで読んでくれてありがとうございました。
このページをみてメディックメディアのメディカルイラストレーターに興味をもたれた方、自分にできるかどうかを悩む前に、まずは応募してみましょう。
好きなことを仕事にすると、楽しい毎日が待っています。
