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看護師からメディカルイラストレーターに

K.A

大学1年生の授業で作成した健康教育マンガです。

小さい頃からずっと絵を描いて育ってきました。看護学部で学びながらも、授業で健康教育用の教材を作るとなれば、図版の制作に人一倍情熱を燃やすような学生でした。メディックメディアを知ったのは、当時手に取った看護雑誌の広告です。医学情報を「視覚化してわかりやすく伝える」書籍たちに感銘を受けて、「どんな会社が作っているんだろう?」と興味を持ちました。
メディカルイラストレーターの求人があることは知っていましたが、看護学部出身者はほとんどが看護職として就業します。私も、まずは看護師に…と病院に就職しました。
社会に出て数年、医療関係者と一般市民との間に医学知識の隔たりがあると感じることが増え、正確でわかりやすい知識を広く伝えたい…と思うようになりました。看護師として医療の現場に身を置くことも1つの解決手段ですが、自分の絵を描く能力を役立てることができたらと思い、思い切って転職しました。

「わかりやすい」を届けるために

K.A

『病気がみえる vol.10 産科』で作成した誌面です。

現在は『病気がみえる』の編集部に所属し、産業医学分野のイラスト制作をしています。編集者から受け取った原案と資料を読み込んで、打合せで「読者に何をどう伝えたいか?」を編集者と議論し、表現方法を提案するため、イラストレーター自身も日々勉強が必要です。
また、『病気がみえる』シリーズは社内で組版(誌面レイアウト)まで行うので、印刷所に入稿するデータのとりまとめと、「書籍のルール通り組版されているか」、「印刷ミスを起こさないデータになっているか」といったチェック業務も行っています。良い書籍を読者の方々に届けるためには、正確でわかりやすい原稿を作成することはもちろんですが、制作過程で事故を起こさないことも重要です。

臨床以外の道もある!

K.A

新刊のキャラクターイラストを制作中です。

医療系学部に在籍していると、医療機関や行政機関に就職することが唯一の道だと感じてしまうかと思います。しかし、現場に出ることだけが医療への貢献ではありません。医学情報を現場のスタッフや後輩の学生たちに届ける仕事も、医療の質向上の一端となるのではないでしょうか。
将来の選択肢の1つとして、弊社を思い出していただければ幸いです。

PRIVATE休日の過ごし方

野球の応援で全国行脚しています。北は札幌から南は石垣島まで。2019年シーズンは8球場20試合に行きました。
会社から神宮球場までは歩いて10分ほどなので、仕事終わりに同僚と駆けつけることもあります。

休日の過ごし方

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