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V章:老年看護学

高齢と高血圧
脳血管性痴呆


 
 
 ★ 高齢と高血圧  
Q なぜ高齢になると高血圧になるのかがわからない.動脈硬化になるからはと言うのはわかるのですが・・・ どのように血管が変化していくのか,教えてください.
  (K.Sさん)
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A 加齢は身体的機能低下だけでなく,外的,内的因子が加わり,生体防御システムが低下することにより,予備能力や防衛力が低下したりします.循環系にみられる変化として,心機能の低下があげられます.老人の血圧上昇に伴い,心肥大傾向を来します.これは末梢動脈抵抗により起こります.老人は代謝の低下,心コンプライアンスの低下,交感神経機能の低下等種々のリスクにより血管系への変化を同調し,血圧に対する圧受容体の変化により高血圧となります.(起立生低血圧は,この圧受容体の変化で動揺性が生じ,おこります)(RB-V4)
   

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 ★ 脳血管性痴呆  
Q 老年で,多発性脳梗塞の発病により脳の12神経が損傷することは解るのですがその後,脳血管性痴呆になるということはあるのですか?それと,これらの疾患を発病したことによって嚥下障害を起こすことはどこの神経が損傷されているからなのですか?
  (A.Sさん)
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A 血管痴呆の病変には虚血性(梗塞)と出血がありますが,大部分は虚血性病変(多発梗塞)によるもので,一般 に病変の容量が50mlを超えると痴呆が出現すると考えられています. 嚥下障害には舌咽神経(第IX脳神経),迷走神経(第X脳神経)が関与します.上部ニューロン,下部ニューロンの障害に基づき,球麻痺及び仮性球麻痺症状が出現します.(RB-J37)
   

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