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U章:小児看護学

ヒルシュスプルング病について
肥厚性幽門狭窄症
誤嚥の予防
紫斑病性腎炎
ダンディーウォーカ症候群


   
 
 ★ ヒルシュスプルング病について  
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Q レビューブック4版のU-30ヒルシュスプリング病に関する記載ですが,分類では機械的イレウスであるとかかれてある文献があり,『レビューブック』には機能的イレウス症状とかかれてあります.症状と分類で違うのでしょうか?
   
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A  Hirschsprung病の病態は、神経節欠如に伴う機能的狭窄及びそれによる機械的イレウスです。腫瘍や先天性閉鎖などによる機械的狭窄とは異なりHirschsprung病では下部消化管が機能的に狭窄しています。
 これに対して機能的イレウスとは手術後などに消化管の蠕動(機能のひとつ)が弱くなることをいいます。Hirschsprung病では、狭窄は機能的におこっているのですが、イレウス症状は機能的ではなくむしろ機械的なもの(いわゆる腸閉塞)となります。
 この話は医師国家試験でもよく問題となるところなのですが、常に混乱を招きやすいところだと思います。レヴューブックの記載については、機能的イレウスを機械的イレウスと改めたいと思います.
  (Dr.T)

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 ★ 肥厚性幽門狭窄症  
Q 肥厚性幽門狭窄症の嘔吐予防のために右側臥位にする。と書いてあるのですけど、解剖学的には胃は左に彎曲していて右に噴門があるので、左側臥位のほうが胃の内容物が逆流しないのではないのでしょうか.
  (学生Nさん)
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A 肥厚生幽門狭窄症に限らず,嘔吐予防には右側臥位をとらせるのが一般的です.胃内容物の手痛い時間を長く保つためには左側臥位が有効ですが,肥厚生幽門狭窄症ではでは授乳の1回量を少なくし,回数を多くするため左側臥位の必要はありません.
ここでは嘔吐予防のために右側臥位をとらせるほうを優先します.
  (ナースN)

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 ★ 誤嚥の予防  
Q 『レビューブック』U-28では吐物の誤嚥防止として右側臥位をとらせると書いてありますが,I-3では気道異物は右気管支に入りやすいとあります.左側臥位をとらせた方が誤嚥を防げるのではないでしょうか.
  (Kさん)
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A 肥厚性幽門狭窄症は胃幽門部輪状筋の肥大,増殖により幽門狭窄を来した疾患です.胃・十二指腸への食塊の通過が障害されることにより嘔吐を来します.左側臥位では噴門側に食物が逆流しやすいため,右側臥位にさせて逆流予防を行い,排気をしやすくさせます.解剖上,気管支の分岐角度は右<左なので,気道異物等は右気管支に入りやすいのですが,これは誤嚥の経路であって,逆流予防のためには右側臥位にします.誤嚥予防の体位としては,通常坐位や半坐位をとらせます.(RB-U28)
  (ナースN)

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 ★ 紫斑病性腎炎  
Q 小児科実習で、紫斑病性腎炎の児を受け持つことになったのですが、疾患がよく分かりません。病態生理や主な治療について教えてください。
  (Y.Mさん)
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A 実習お疲れ様です.
紫斑病性腎炎はアナフィラクトイド紫斑病の約50%に腎炎の合併がみられ,今この合併病を阻止できる治療法はありません.臨床所見は多様で血尿,軽度の蛋白尿のみの急性腎炎型,ネフローゼ症候群または急速進行性腎炎型,更に慢性腎炎の経過をとる3群に分類されます.治療としては上記に示した腎炎型またはネフローゼ型により異なります.
経過,予後については,腎炎またはネフローゼの程度により左右され,重症例では発病数ヶ月〜数年位に進行し,その後の増悪はみられず,あっても徐々に軽減します.質問の患児がどのタイプの腎炎なのか記入がない為,適切な答えを返せませんが,本症を把握し,主病態及び腎炎に対する知識を確認すれば病態生理や治療がわかってくると思います.
  (ナースT)

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 ★ ダンディーウォーカ症候群  
Q 脳神経疾患で、ダンディーウォーカ症候群とは、どのような脳室と関係があるのですか。
また、症状は?
   
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A ダンディーウオーカー症候群とは,第四脳室の嚢胞状拡大,小脳虫部の形成不全,側脳室ならびに第三脳室の拡大をきたした先天性水頭症の一つです.出生時から幼児期に水頭症の症状を示します.また2歳以降の小児期では頭蓋内圧亢進症状を示します.
   


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