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頸部食道癌で咽喉頭摘出を行った術後8日目になる患者さんを受け持つことになりました。術式の中に「胸骨縦切開」とあったのですが、何のために行われたのでしょうか?
また、経口摂取開始時に誤嚥が問題になりますが、気管孔があり、食道と気道は別なのに誤嚥する危険があるのは何故ですか? |
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頸部食道癌の手術では頸部食道切除が行われます.また食道癌ではリンパ節転移があるためリンパ節郭清も行われます.そのため術野は病変部位より広めにとらなければなりません.また食道は後縦隔にあるので到達するのには胸骨を切開する必要があるのです.(ちなみに中部食道癌では右開胸が行われます.これは左は心臓があるのでアプローチしにくいからです.)
頸部の術後合併症の中に「反回神経麻痺」というのがあるのをご存じですか?誤嚥はこの反回神経麻痺の症状のひとつなのです.一側の麻痺では嗄声と誤嚥が起こりますがどちらも自然に回復します.しかし両側の麻痺では窒息をきたしてしまうので注意しなければなりません.
外科の看護では正常解剖と照らし合わせてみると“なるほど!”と思うことがあります.(RB-A31) |
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(ナースT) |