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【国試体験記】 国試1ヵ月前の戦略 (T大学 NYさん)
私は国試の正解率を,最後の1ヵ月で3割アップさせました.
国試の勉強を本格的に始めたのは,もうあと1ヵ月に迫った1月中旬頃でした.
それまでほとんど勉強もせず,趣味のアイスホッケーに熱中する日々.
1ヵ月前に受けた模試では,臨床・必修ともに正答率はほぼ6割ジャストというギリギリライン…
しかしここから猛然と巻き返しを狙い,結局国試本番では9割近く取ることができました.
● 弱点とゴール地点を明確にする
勉強を開始するにあたって大事なのは,まず模試を受け,今の自分の状態,特に自分の弱点と,目指すべきゴール地点をしっかり把握し,大まかな戦略を構築することです.
弱点は,これから点数を伸ばす余地のある宝の山.
ここを重点的に攻めない手はありません.
ゴールは,臨床・一般で7割弱,必修で8割以上を取る,
という具体的なものとして把握しました.
● 必修はアナドレナイ
まず,最も重要な必修について.
実は私は,この分野で大きなミスをしてしまいました.
必修はゴールが8割という点で,他の分野と大きく違います.
このゴールの違いを理解していれば,必修に最も力を注ぐべきであることがわかります.
しかし私は,臨床・一般の膨大な量に時間を奪われ,必修への準備が不十分なまま国試を迎える羽目になってしまったのです.
問題集の選択も,大きく後悔したことがあります.
QBの必修が3分冊とかなりボリュームが多めなのに対して,私が使用したのは他社の必修問題集.
時間のない私としては,そのボリュームの少なさに惹かれたのです.
しかし,国試当日に会場で周りを見渡してみると,QB必修の3分冊を見直している人ばかり.
その瞬間,「しまった!!」と思わず心の中で叫んでしまいました.
必修は,正答率の低かった問題は不適切問題として採点対象から外されます.
なので,みんなが解けない問題を自分だけが解けても,何の意味もないのです.
逆に,みんなが正解している問題を自分だけが間違えていたら,これは致命的です.
ですから,みんなと同じ問題集を使って,みんなと同じ問題を間違えている限り,決して落ちることはないのです.
結局必修は何とか8割いきましたが,いま思えば,臨床・一般の時間を削ってでもQB必修の3分冊をやっておくべきだったと思います.
● 臨床・一般はスピード重視
臨床・一般に関しては,勉強の中心はQBに置きました.
私の場合,
1周目に臨床問題のみをひと通り解いて,疾患の大雑把なイメージをつかみました.
2周目は一般問題のみをまたひと通り解き,細かい知識を補充していきました.
1周目に知識を整理する本棚を作り,2周目にその本棚の中に知識の本を整理して入れていったようなイメージです.
1,2周目で間違えた問題には印をつけておいたので,あとでその問題のみをやり直し,3周目を完成させる予定でした.
しかし,2周目を終えた時点ですでに国試本番の3日前になってしまっていたので,結局臨床・一般をひと通りずつ終えただけで本番に臨むこととなってしまいました.
でも実際に受けてみると,9割近くという,合格基準を余裕でクリアできる成績を取ることができました.
QBを2周しただけで,なぜここまで点数がアップしたのか.
いま考えてみると,QBをこなしていくそのスピードにあったと思います.
QBは全部で23冊もあるかなりの大作ですが,私は1日に2冊強,1周につき約10日しかかけませんでした.
これだけのスピードでやると,知識が全く頭に入ってこないのではないかと思うかもしれません.
しかし逆に,このスピードでやったからこそ,すべての知識がフレッシュなまま本番に臨めたといえます.
最後の追い込みではとにかく頭を切り替えて,知識を詰め込むマシーンに徹することです.
● バランス感覚を大切に
とにかく,QBをひと通り終われせれば,臨床・一般で落ちることはまずありません.
これは私の経験からも確実です.
臨床・一般で大事なのはむしろ,7割弱というゴールを正確に見極め,あまり頑張りすぎないことです.
それで余裕のできた分を,必修対策に回すこと.
私のように臨床・一般を頑張りすぎて,必修の時間がなくなってしまっては,元も子もありません.
国試直前でテンパってる人.
バランス感覚を常に持って,合格を目指してください!
(T大学 N.Y.)
![クエスチョン・バンク[臨床]と[一般]を分けるのにはワケがある](http://www.medicmedia.com/informa/image/rin.gif)


