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2008年12月25日

【国試体験記】 あと2ヵ月半,なにをする? (T大学 Sさん)

今年ももう終わりです.
ということは… 103回国試の足音がヒシヒシと伝わってきます (>_<)

あと2ヵ月半,なにをすればよいのか.
直前期の過ごし方の参考になりそうな,T大学 Sさん の国試体験記を見てみましょう.
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T大のSです.
僕は4月に「自分は自分の医学の知識が,医者になるどころか素人である」ことに気がつきました.
これはまずい…まず敵を知ろう.

そこで同級生に初めて国家試験の合格基準を聞きました.
また,前年の国家試験をちら見しました.
ヤバイと思いましたが,きちんとやれば合格できると信じることにしました.

そして,今の自分には目標が必要だと思い,国家試験までにやるべきことを次のように決めました.

1.過去の国家試験メジャー + 産婦科 + 小児科 の過去10年分 × 3周
2.マイナーの過去5年分 × 2周
3.公衆衛生の過去10年分 × 2周
4.必修の過去10年分 × 2周
5.過去2年分の国家試験 × 3周

これだけやれば受かるだろう,と思う目標を立てました.
そして,これをやり遂げることで自信を持って本番に望めました.

しかし,これだけ漠然とやるのは大変です.
ある程度の日程をたててやった方が効率的だと思います.

5月~7月
メジャーの過去10年分のQBを大学の臓器別講義に合わせて,1週間で1冊のペースでやりました.
ここで,間違えた問題に印をつけておくと後々便利だと思います.
最初は時間がかかりますが,慣れてくるとスピードアップしてきます.

7月~8月
メジャーの過去10年分のQBを,間違えた問題を中心にもう1度やりました.
この時期に内科を勉強して,マッチングにも役にたちました.
また,この時期に誰でも知っているようなITPとかALSとか有名な病気の病態生理,検査,治療等は確実に1度イヤーノートで頭に叩きこんだ方がいいと思います.

9月
この1ヵ月は,産婦人科,小児科,マイナーをやりました.
産婦と小児科はMECのビデオを見ました.
QBまでは手が回りませんでした.
ここで1度マイナーは過去5年分をやりました.

10月
産婦と小児科のQBの過去10年分をまずやりました.
また,空いた時間や飽きた時,100回,101回の国試を力試しに解いていきました.

11月~12月
卒業試験に合わせて,公衆衛生の過去10年分とメジャーの間違えた問題と産婦人科と小児科のQB,必修の過去10年分とマイナーのQBの過去5年分をやりました.
一番大事な時期だったと今は思います.

1月
100回,101回の国試を2周しました.
また,メジャーもマイナーも間違えた問題を中心にやり直しました.
公衆衛生と必修は10年分もう1度やりました.

2月~直前
摸試で正答率の高い問題を中心に復習しました.
QBは過去3年分に絞ってやりました.
いま思うと,ここでもう一度必修対策しておけば良かったです.

前日
国家試験の前日は何をやればいいのかわからないので,直前講習をとるのもいいと思います.
また,早く寝ました.

国家試験中
体調管理に徹しました.
また,僕は自己採点した方が安心できるタイプなので,毎日友達と採点してから帰りました.
これは人によると思います.
家に帰って勉強しても頭が働きませんでした.
簡単に必修とか公衆衛生を見るにとまりました.

102回医師国家試験の感想と反省
知っている方もいらっしゃると思いますが,一般問題と臨床問題が同じブロックで出ました.
時間割りを見たときは正直焦りました.
一般問題に必修が組み込まれているとか,奇怪な情報も流れていました.

しかし,いざテストが始まってみると一般問題から始まって,眠くなると臨床問題が始まって目が覚める,という感じで,逆に従来よりも僕はやり易いと感じました.
問題数の合計が変わったわけでもないのでそんな気にすることはないと思います.

一般問題と臨床問題の難易度は普通だと思いました.
きちんと勉強すれば必ず出来ると思います.

初日の必修を受けて,真の敵は必修問題だと気付きました.
テスト中はさすがにびびりましたし,臨床問題ではページをめくるのが怖いと思いましたし,もっと必修問題を勉強しておけばよかったと思いました.
こう思う人は大勢いると思いますが,強い心で望むことが大事だと思います.

最後に,1年間通して良かったことと悪かったことをアドバイスしたいと思います.

(1) 目標を立てる
1日単位でも週単位でもやるべきことを決めるのは大事だと思いました.
自分で予定を立てられない時は友達と一緒に立てるといいと思います.

(2) 必修対策
いざ国家試験が始まるとここが一番のポイントである感じると思います.
僕はテスト中に後悔をしたので,QBとか予備校のビデオ等で十分過ぎる位の対策をした方がいいと思います.

みんなが選びそうな答えを選び,答えは変えないほうがいいと思います.
また臨床実習の範囲が多く出るので,OSCESとかポリクリを真面目にやっておいた方がいいと思います.

(3) 公衆衛生対策
一般総論で出まくります.
数値とかは直前に覚えておくとそれだけで解けたりするので,直前に見るのもいいと思います.
逆に直前にやったほうがいいと思います.
MECの高橋先生のビデオを見るのもいいと思います.

(4) 友達と勉強する
リズムを作ったり,緊張しすぎたりしないためにも,友達と勉強するのが効率的だと思います.
また,経験があると思いますが,友達としゃべった事,教えてもらった事,教えた事は記憶に残りやすかったです.

(5) 十分休息をとる
普段は良く寝たほうがいいと思います.
また部活に出たり,ジムに行ったり,体を動かすことも大事だと思います.
僕は週2回位,ゴルフの打ちっぱなしに行っていました.
お酒も翌日に残らない位なら,たまにはいいと思います.

(6) 直近の過去問を確実に解く
1年前,2年前の問題は,似た問題が多く出ていたと思います.
国家試験の直前は過去3年分の問題に絞ることで,効率的に点数アップが図れると思います.

(7) 予備校のビデオを有効活用する
6年生は意外と忙しいです.
教科書を読んでいられない人もいると思います.
そういう時は,予備校のビデオを見るのもいいと思いました.
メックの必修,産婦,小児のビデオはいいと思いました.
三苫先生のもビデオもお勧めです.

(8) わからない問題は優秀な友達に聞く
わからない問題は優秀な友達に聞くのがいいと思いました.
すぐ調べてくれて,+αの事も教えてくれます.

(9) 新宿駅と板橋駅は近い(大正大学受験)
新宿駅から板橋まで埼京線で8分でした.
板橋からは歩いて10分.ホテルは新宿で取ってもいいと思いました.

(10) 強い心を持つ
最後は自分がやってきたことを信じて,強い心でテストに望むことが大事だと思います.
僕は「昨日より今日,今日より明日,人は必ず成長する」と思って頑張りました.

駄目かもしれない,とか感じますが,諦めないことが大事だと思います.