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2008年10月22日

【国試体験記】 国試を特別にしない

国試を特別扱いしない.
あえて特別扱いしなくても,すでに特別だからです.

国試,国試,とささやかれ始めたのは,6年生になってから.
でも,私のもっぱらの悩みは,最後の東医体に出場するかしないか…
ついでに,マッチング,外に出たいけど,どこに行こう?
学外実習で1ヵ月間,救急医学科に行くことにしちゃったけど,勉強いつ始めよう?

国試勉強以外の予定がいっぱい詰まった6年生の始め.
とりあえず予定が苦しそうなことはわかったので,スタートはなるべく早くに始めた方がいい系? というヤミクモな感じでスタートしました.

ちなみに私の勉強場所は,もっぱら大学の図書館と教室と大学近くのファミレス.
図書館は平日8時,土曜は5時までしかやってなかったので,その後に空き教室へ行くか,ファミレスへ腹ごしらえをしがてら勉強しに行くかのどちらかでした.
平日は朝9時から夜8時まで勉強すると発狂しそうになったので,おとなしく帰宅しました.(通学時間70分)

◇ 春
5月の1ヵ月間を救急実習に当ててしまったので,猛スピードでQBに当たる.
4月と6月は時間が取れる科での実習だったため,消化器・肝胆膵・循環・呼吸・神経メジャー系の内科をざっと通す.
このときは,ほとんど解けない状態.イヤーノートと首っ引きでした.

◇ 夏
マッチングで希望する予定の病院2ヵ所に見学へ.
東医体に結局出場することにしたので,練習・合宿に明け暮れる.東医体最終日,早退して翌日のマッチングに備える.
8月の半ば,卒試の前哨戦,開始.
この日まで進めていたQBは一旦お休みとなる.

◇ 秋
卒試の1本目は,科目別であったため,小児科・産婦とマイナー系の卒試対策中に,対応するマイナーQBに取り掛かる.
マッチングの結果にそわそわしながら,まだまだ卒試の勉強.
2本目の卒試は,国試と同じスケジュールのため,卒試の過去問を片手に,時間があればQBメジャー系2周目.
このころから,出来なかったところに付箋つけ.
最初はわらわらついて,ふさふさしてました.

◇ 冬
まだまだ卒試3本目.そろそろ我慢の限界!
長い長い卒試がやっと終わると,もはや抜け殻状態.イブはゆっくり過ごす.
それではいけないと奮起.クリスマスから図書館通いを再開.
卒試が終わってしまった今,もはや学校は自分たちの予定を決めてはくれないので,早速予定表を作成.1日毎の予定は窮屈なので,1週間単位で.
まずは春から放置されていた模試の復習.こちらにも付箋をわらわらつけました.

◇ 年末年始
お正月三が日は,『お正月』してしまう.
模試の復習を終えたところで,必修と公衆衛生の制覇を目指す.

◇ 1月半ば
やっと卒業判定.卒業が決まった!国試受けられる!
国試の過去問を解き始める(3年分).

◇ 2月
あまりに卒試が長くて,卒業判定が恐怖だったあまり,国試へは恐怖感も薄れ,何やったらいいのかわからなくなる.
ふらっと寄り道をして買い物気分を満喫する1日も.
ラストスパートは,QB 3周目,直前講座2つ,模試2周目.
某予備校の講師が『時間がないならQBの95回以降のみ解きなさい』との仰せで,それを実行する.ぐんぐん片付いていい気分.

◇ 国試
長い卒試のせいで,気分はオプションになってしまった国試…
結果はどうかわかりませんが,卒試を受ける感覚でいつも通り受けられてしまった.
平常心で受ける,ということが自分の力を最大限に出せる条件になるのならば,私の国試勉強は大成功です.なぜなら,緊張しなかったから.

◇◇◇◇◇◇

国試,国試と特別扱いをして,そこに照準を合わせて力を発揮できるなら,どんどんと盛り上げてゆけばよいと思いますが,それがかえって緊張の種につながるのならば,いつもどおりに過ごすこと.
自分の必要な勉強の予定表を立て,それをクリアする,という手法を取って勉強を続ける癖をつけるとよいと思います.
予定がクリアできたなら,さらに進めれば自信につながるし,そうでなくても,継続は力なり,仲間と一緒に,励ましあいながら,時にはお酒も飲みながら,遊びに行きながら,強弱つけつつ,持続的に勉強する.

卒試と国試では,対策の方法が違うということはきっとあるとは思いますが,机に座り,勉強するという点では共通しています.
まずは長丁場に耐えられるだけの,持続的な勉強習慣を身につけることが大切です.


(S大学 M.H.)