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2008年10月09日

【国試体験記】 せっかくなので楽しんでやろう!

10月になりました.
でも,「QBまだ相当残ってるっ,どうしよう…」という人のために,K大のIくんの国試体験記を紹介します.
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僕にとっての国家試験勉強三種の神器,それは「勉強会」「模擬試験」そして「QB」です.
その中でも,とにもかくにもQBが大事でした.
特に,6年の10月から始めるQBがものを言いました.

まず,「勉強会」.僕は10月ごろから週1回のペースで始めました.
新しい知識を吸収できると同時に,人に対して発表することで,自分の知識を確認できるところに大きな意味があると思います.
あとは,普段1人で勉強しているため,仲間と話せていいリラックスになるという点も大きいです.

それから「模試」
模試を利用する意義としては,レアな疾患の重要性に気付かせてくれるところにあります.
1人で勉強していると,あまり過去問やイヤーノートに載っていない疾患は重要視せずに先に進みがちです.
しかし,模試でそのような問題を出されると,その重要性を認識し,知識の幅を広げられると思います.
特に,肺胞蛋白症やHOCM,Prader-Willi症候群などは模試でしつこく出題され,特に後者2つは実際国試にも出題されました.
これは1人で勉強していたら見逃していたかもしれないところなので,この点,模試の重要性を感じました.

そして「QB」
QBに手をつけ始めたのは5年のときからですが,本格的に始動したのは6年の10月です.
週1冊ペースで,メジャー科目から解き始めました.
さらに勉強会も週1回で行っていたので,いいペースメーカーとなり,勉強会の場でその1週間学んだ知識や難問題を発表するようにしていました.

この時期にQBを解いて分かったことですが,5年の時に解いた問題は全く記憶に残っていないということです.
5年生ではまだ知識を詰め込もうという意識が低いため,ただやっていただけというものが多かったように思います.
だから,この時期にまだQBがかなり残っている,という人も,これから本気を出せば安心して大丈夫です.
このペースで進むと,1月下旬にはメジャー(感染症と中毒を除く)がひと通り片付きます.
その後,マイナーは古い問題にとらわれずに1日1冊ペース,感染症と中毒は96年以降の問題のみをピックアップして1日で終わらせました.

最後に大事なのは,間違えた問題の見直し.
そのため,QB 1周目に間違えた問題のページはドッグイヤー(ページの片隅を折る)を次々にしていきます.
そして,2月上旬,そのドッグイヤーだけを頼りに,猛スピードで復習していきます.
わからないところが手早く分かるのでとても重要な手順でした.
で,最後に101回,100回の過去問(99回は間に合わなかった)でまとめます.

以上の「三種の神器」を重視しました.

あと,QB公衆衛生は6年の年末ぐらいに新版がでます.(今年は10月24日)
公衆衛生という科目は法の改正に左右されます.
僕が使ったQB公衆衛生も『感染症法』の改正に伴い,問題を改編して法改正に合わせた解答に直している問題がいくつかありました.
そして,国試には新しいものが出ます.
そのため,公衆衛生のQBだけはどのみち5年や6年の始めには解かないので,6年の年末に出る新版を買うのがいいと思います.

最後に.
勉強のことばかり話しましたが,国家試験当日まで息の長い勉強のモチベーションを保つもの,それは合間の休息です.
僕は飲めないので,友人とボーリングやテニスを週1ペースでやることと,テレビドラマは週2本,欠かさず見ました.
だいたい1月下旬までは続けたと思います.

2月に入ると,今から考えるときっと遊ぶ時間は十分にあったと思いますが,気持ちの余裕が減ってくるため自然と遊ばなくなりました.
知識を高めるためには勉強時間ではなく,集中した時間をどれだけ用意できるか,それが重要です.
あと,勉強を詰め込みすぎて苦しくなった時は,「勉強だけできるなんて幸せな時は今しかない」とか「こんな疾患があるんだ,面白い!」などとできるだけ楽しんで,ポジティブシンキングでいくこと.
これが意外と必勝の秘訣かもしれませんよ.

(K大学 S.I.)