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2008年09月26日

【国試体験記】 自分のペースを守って国試対策を

F大を卒業したS.K.です.
僕は6年の夏休みまで部活ばかりやっていたので,その時期までの勉強の進行具合は他の人よりも遅れていたような気がします.
ただ実際にポリクリで学んだことなどは意外と頭に入っていたような気がします.
また,卒業試験の後あたりから知識が付いてきたような実感がありました.

◇◇ 6年生の8月まで
ポリクリがあったので,自分の担当患者さんについて調べて,一緒に回っている友達と勉強会でQBの臨床問題を中心に解く程度でした.
それでもQBの臨床問題の全部は終わりませんでした.

◇◇ 9月~11月
卒業試験があったので国家試験の勉強を集中して行うことはできませんでした.
ただ,卒業試験も国家試験も全く別物ではありません.
卒業試験の勉強では病態生理を意識して勉強しつつ,QBの残った臨床問題と一般問題も卒業試験と同じ分野のものを解くようにしていました.
また,模擬試験もこの時期に多くありましたが,なんとか時間をみつけて,締切までにはすべて提出しました.

◇◇ 12月
今までの全く手をつけていなかった公衆衛生と必修問題のQBを解き始めました.
必修の範囲ではなくても,関連する部分は確認するようにしていました.
またMECのビデオ講座も受講し,公衆衛生,産科婦人科などはとても役に立ったと思います.

◇◇ 1月
今まで解きっぱなしになっていた模擬試験を引っ張り出して,自分が間違えたところ中心に復習しました.
その復習の際も,分からない部分は病態生理まで戻ってその都度確認するようにしました.
勉強が一段落した下旬頃から,最後まで取っておいた101回,100回の国家試験の問題を,時間を測って解き始めました.
だいたい8割程度とれていたので,なんとかなるのかなと,少し自信にはなりました.

◇◇ 2月1~2週目
101回,100回の国家試験の復習と残っていた模擬試験の復習を,本番の直前までしていました.
関連する分野などでも,あやふやな部分があればその都度確認するようにしていました.

◇◇ 当日
どういうわけか,僕はほとんど緊張しませんでした.
試験はほぼ平常心で受けられたと思います.
一科目ずつ終わるたびに,みんなの答え合わせの会話が耳に入ってきて少し不安になるかもしれません.
でも,自分ができなかったところはみんなできないもんだ,と開き直っていれば,そんなに動揺することはないと思います.
また,あれこれと勉強をやりだすと,不安にもなるので,その日の復習は分からなかったことだけにして,早めに寝るようにしました.


◇◇ 自分のペースを大事に

以上のようなやり方で僕は勉強をしてきたのですが,他に思ったことを挙げたいと思います.

●息抜きの時間を作る
僕の場合は6年の夏まで部活をやっていましたが,その後も息抜きのために,週に一回は部活に行って体を動かしていました.
机に向かってばっかりだと体もなまりますし,集中力も切れてくるので,週に一回くらい息抜きのための自分なりの方法があったほうがいいと思います.

●友達と勉強
時々友達と勉強していました.
分からないところがあれば,お互い教えあって,覚えにくいところなどは,ゴロを作りあったりしていました.
国家試験は大部分の人が合格するものなので,友達と確認しあって,ある程度友達が知っている知識がわかっていれば合格するものだと思います.
友達と勉強することによって,お互いのレベルがどのくらいなのかが見えてきます.
また一緒にご飯を食べに行ったりするのも,いい気分転換になります.

●ポリクリは欲張らずに
ポリクリが始まると,分からないことだらけで心配になりますが,あまり心配しすぎなくていいと思います.
最低限自分が担当した患者さんのことについて頭に入っていれば十分だと思います.
むしろ,自分の目の前に患者さんがいて,実際の経験として身につけたことは忘れません.
そういう知識は国家試験の当日まで残っていますし,他の勉強の際にもとても役に立ちます.

●暗記することより病態生理の理解を
無理やり暗記したものはやはり早く忘れてしまいます.
そのような暗記は直前までとっておいて,疾患の中心となる病態生理をしっかりと理解することが大事です.
多くのことは,病態生理から症状,検査,治療まで考えて出てくるものだと思います.

以上が国家試験を終えて,僕が思ったこととアドバイスです.
僕は熱心に部活ばかりをしていたので,決して優等生ではありませんでしたが,諦めないで,頑張れば国家試験にはなんとか間に合うと思います.
自分のペースで勉強を進めつつ,みなさんは国家試験に対して心配しすぎることなく,残り少ない学生生活を楽しんでください.


(F大学 S.K.)