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2008年06月27日

【6年生】 クエスチョン・バンク [臨床]と[一般] 分けるのにはワケがある

はじめまして,『クエスチョン・バンク(QB)』担当のQ野です.
みなさん,もう『QB』は使いはじめました??

使っているみなさんには,もうお気づきだと思いますが
『QB』では[臨床]→[一般]の順に,問題を分けて掲載しています.
他の過去問題集では,[臨床][一般]を混ぜて掲載しているものがあります.
でも,『QB』が[臨床][一般]を分けているのには,きちんとワケがあるんです.

そのワケとは…



これは,メディックメディアが2008年2月に行った,102回国試受験生に対するアンケートの結果です.
過去問題集の掲載のしかたについて質問したところ,
なんと,80大学117人の受験生のうち,およそ7割もの学生が,
「臨床・一般を分けて掲載している『QB』の掲載方法がよい」と答えているんです!

102回国試から,臨床と一般が同じコマで出題されたこともあり,最近の読者さんからは
「国試の出題方式に合わせて,臨床と一般を混ぜて掲載してほしい」
という声も聞かれます.
しかし,その102回国試を体験した受験生の7割は「分かれているほうがよい」と言っているのです.

では,[臨床][一般]で分けた『QB』の掲載方法が,なぜ多くの先輩方に支持されているのか,アンケートの結果を見てみましょう.

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「臨床と一般はそもそも“アタマの使い方”が違うので,分かれていたほうがやりやすい」
(R大学 Kさん)
「臨床の中に一般が混ざっていると診断名が分かってしまい,臨床問題の腕試しにならない」
(H大学 Yさん)
「苦手な一般問題だけを重点的に勉強できて便利」
(T大学 Hさん)
「同じテーマの問題でも臨床と一般で分かれているほうが,忘れた頃に知識の確認ができていい」
(Y大学 Hさん)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「臨床と一般はそもそも“アタマの使い方”が違う」とは,どういう意味なんでしょうか?
問題集を解き進めている人だったら,既に実感している方もいるかもしれません.

基本的には,
[臨床問題]とは,症例文からひとつの診断・検査・治療などを導く思考問題
[一般問題]とは,ひとつの症候・適応などから,疾患や治療を答える知識問題
が出題されます.
大まかに分ければ,[臨床問題]=各論の知識,[一般問題]=総論の知識
が問われているわけです.

つまり『QB』の[臨床]→[一般]という掲載方法は,ほぼ[各論]→[総論]となっているのです.
学校の授業では[総論]→[各論]と進むのが基本的ですから,一見すると順序が逆のように思えますよね?
でも実は,[各論]で疾患を覚えてから[総論]を“まとめ”として解いたほうが,学習効果が高いんです.


例えば,先天性心疾患を例にとってみてみましょう.

「チアノーゼをきたす疾患は,完全大血管転位症とFallot四徴症と…」
という総論の切り口から覚えるよりも
「大血管転移症はどういう病気か」「Fallot四徴症はどういう病気か」
という各論を学習して“疾患のイメージ”がついてから
「チアノーゼをきたす疾患」のまとめとして総論を学習するほうが,足がかりができているから取り組みやすく,イメージがしやすいのです.

その他のアンケートの中には,

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「卒業試験で一般問題とよく似た問題が出題されるため,その対策にも使える」
(K大学Fさん)
「マッチングの筆記試験で一般問題のような問題が出ると聞いて,その対策にQBを使った」
(A大学Jさん)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

といった使い方を見つけているケースも少なくありませんでした.

[臨床]→[一般]の順に分けて掲載している方式のおかげで, 国試対策はもちろん,マッチングや卒業試験でも『QB』を使って対策できるなんて,オドロキです.

この記事を読んでくれたあなたもぜひ,『QB』を様々な学習に役立ててください!

(編集部Q野)