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【改訂】 レビューブック・マイナー 今回の改訂は……(1)
「マイナー版イヤーノート」ともいえる『レビューブック・マイナー』の改訂第3版が,7月9日に発売されます.

「改訂版って,何が変わってるの?」
発売間近になると,編集部にはそんな質問がたくさん寄せられます.
改訂というのは,まぁ要するに新しい情報を入れました,ということですよ.
新しい情報といえば,4月30日に発表された平成21年度版の国試出題基準(ガイドライン).
今回は,レビューブック・マイナーの改訂にも大きく関わった,新ガイドラインのマイナー分野について,ざっくりお伝えしちゃいます.
◆◆ 必修なのに……マニアック? ◆◆
平成17年度版と21年度版のガイドラインを見比べて,まず気になったのが……
これ,ホントに必修?という感じのマニアックな項目が追加されてるなー
ということです.
「記憶・思考障害」「恐怖」「激しい四肢の疼痛」「血尿」などは,順当なところだと思います.
でも,「激しい陰嚢内容痛」って…….
これまでも必修症候としてあげられていた「激しい」シリーズ(頭痛,胸痛・背部痛,腹痛・腰痛)と比べると,ものすごくピンポイントじゃないですか?
でも大丈夫,『レビューブック・マイナー』の泌尿器科にちゃんとまとめておきました.
ポイントは「Prehn徴候」ですよ!
さらに,眼科分野では「房水セル」や「房水フレア」という,ちょっと耳慣れない項目もありました(炎症の評価に有用な要素です).
それらを測定する検査として,「フレアセルフォトメトリ」も追加されているので,チェックしておいてくださいね.
◆◆ 総論は検査,各論は皮膚科を要チェック! ◆◆
医学総論では,検査項目の追加が多くみられました.
特に注目したいのは,「ダーモスコピー試験」.
皮膚を拡大して観察する検査方法で,色素性病変を非侵襲的かつ手軽に識別できるため,最近用いられることが多くなってきたようです.
画像検査は最も進歩がめざましい領域で,MDCT(multidetector-row
CT)や3D-CTA(三次元脳血管造影)などの三次元的画像解析が普及してきたようです.
国試で3D画像が出題される日も近いのかもしれませんね.
医学各論はというと,皮膚科疾患がずいぶん増えたように感じました.
たとえば,「皮脂欠乏性湿疹」や「網状皮斑(リベド)」,緊急度の高い「ガス壊疽」がそうです.
「掌蹠角化症」「ムチン沈着症」などは,いろんな分類があるので,確認しておきましょう.
眼科では「眼瞼・眼内腫瘍」が独立した項目として追加され,より詳細が問われる可能性があります.
また,「網膜前膜」などの細かいところも入ってきているので,注意が必要です.
精神科の睡眠障害として新たに追加された中に,「むずむず脚症候群」(!)があります.
安静にしていると足がむずむずするため,十分な睡眠がとれない,という病気です.
近年,疾患として認知されてきており,テレビや雑誌でもよく目にしますね.
世間的にホットな話題を普段からチェックしておくのも,国試対策の一環なんですね.
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
以上のように,ざっと書いただけでも新ガイドラインに多くの内容が追加されたことがわかると思います.
ガイドラインを把握すること,これすなわち,国試合格への第一歩です!
次回は,近年3回分の国試出題傾向についてのお話をします.
お楽しみに!
(編集部R)
![クエスチョン・バンク[臨床]と[一般]を分けるのにはワケがある](http://www.medicmedia.com/informa/image/rin.gif)

