| 各種の胆石症の頻度変化 |
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胆石において,黒色石の頻度の増加が著しく,ビリルビン結石が減少傾向にあるのはどうしてですか.
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黒色石は,肝硬変,心臓弁置換術後,胃切後の患者に多くみられます.近年,これらの患者数が増加しているため,黒色石の発生頻度も増加していると考えられます.ビリルビン結石は発生数は横這いなのですが,胆石全体の頻度が増加傾向にあるため,割合としては減少傾向となっています. |
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| エストロゲンが膵炎を起こす機序 |
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「膵炎を惹起する薬剤の機序」として『yn』B章にエストロゲンが挙げられていますが,エストロゲン↑がどのような機序で膵炎をひきおこすのか,詳しく教えて下さい.
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エストロゲンの副作用として,CBG(コルチゾール結合グロブリン)の肝での合成亢進がみられます.このCBGはコルチゾール物質の血中濃度を高める作用を有します.この為,糖質コルチコイドの濃度が↑し,これによる脂肪分解促進→血中遊離脂肪酸↑→遊離脂肪酸による膵の毛細血管障害→膵障害等のmechanismがあると思います. |
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| 肝性脳症のアンモニア代謝改善薬 |
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肝性脳症についてですが,アンモニア代謝改善薬にグルタミンとあります.肝性脳症の患者さんに グルタミンを投与すると,グルタミン酸+アンモニアとなり,アンモニアの上昇を招くように思えるので
すが,機序などをお教えください.
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グルタミンは,肝において体内に有毒な芳香族化合物と結合した後,尿中などに排泄される作用を有します.すなわち,体内において,解毒剤としての作用を果たします.そのメカニズムは下図のようです.すなわちグルタミンは,芳香族化合物と脱水反応により結合しますが,NH2を有したままの形で体内から出ていくため,アンモニアは産生されずに済むわけです.
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